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イエベース住宅会社比較カルテ

大和ハウスとセキスイハイムの違いを比較

この2社は、公表の作り方がそろっていません。耐震について、一方は会社データにも等級の数値が入っておらず、たどれるのは自社技術の名称だけです。もう一方は品確法の最高等級に触れていますが、標準仕様でクリアできる可能性という書き方で、特殊なプランは例外とされています。断熱の数値も性格が違います。0.46は、会社データにSMILE Editionの5〜7地域について「UA値0.46以下」と書かれている上限側の数字で、何を計算した値なのかは公式本文が取得できず確かめられていません。0.28は特定の1プランを計算した数字です。保証の30年と60年も、片方は延長の出発点、もう片方は条件を満たして初めて届く上限なので、突き合わせる前に何を指した数字なのかを分けてください。

どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。

30秒で分かる違い

  1. 対応エリアの表記が違う

    大和ハウス
    47都道府県展示場200以上
    セキスイハイム
    46都道府県沖縄県・一部離島を除く / 商品により北海道条件あり

    何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

  2. 坪単価の元になっている数字が違う

    大和ハウス
    80〜150万円/坪外部ポータル参考値
    セキスイハイム
    60〜180万円/坪SUUMO参考値 / 税込 / 別途工事費を含まない

    数字は算出元と適用条件をそろえて読んでください。

  3. 構造・工法の書かれ方が違う

    大和ハウス
    鉄骨造 / 木造
    セキスイハイム
    鉄骨/木質系ユニット
  4. 保証の年数と延ばし方が違う

    大和ハウス
    対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外(xevoM3は初期20年+10年延長の別プログラム) / 点検プログラムは2023年10月1日以降の戸建て契約が対象 / 初期保証の継続は所定の点検受診が条件
    セキスイハイム
    最長30年 / 適用条件つき
  5. 商品の作り方が違う

    大和ハウス
    SMILE Edition・xevoΣ・xevoGranWood
    セキスイハイム
    ELVIA・グランツーユーV・スマートパワーステーションプラス

大和ハウス

DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD.

大和ハウス工業株式会社。1947年設立、創業は1955年、本社は大阪市北区梅田です。証券コード1925で東証プライム市場に自社上場しており、資本金1,626億円、単体従業員16,192人。読み違えやすいのが規模の数字で、会社データにある連結売上高5兆5,768億円(2026年3月期)は7つの事業を合算した会社全体の売上です。住宅のほかに賃貸住宅・流通店舗・建築・マンション・環境エネルギー・海外を足した数字なので、注文住宅の事業規模としては読めません。戸建ては鉄骨造のxevoΣ系、木造のGranWood系、性能と設備と保証をひとまとめにしたSMILE Editionといったパッケージまで、会社データには14のラインが載っています。断熱等級6も保証の年数も「対象商品」に限った話として書かれているので、確認は会社単位ではなく商品単位で進めてください。

会社データ評価5段階中4.7
大和ハウスの詳細を見る

セキスイハイム

SEKISUI HEIM / SEKISUI CHEMICAL CO., LTD. Housing Company

セキスイハイムは会社の名前ではなく、積水化学工業株式会社の住宅カンパニーが使っている住宅ブランドです。1971年に工業化住宅の第1号を出して以来、工場でつくったユニットを現場で組む工法を続けていて、いま公式のラインアップに並ぶのは鉄骨ユニットのELVIAやスマートパワーステーション系、木質系2×6ユニットのグランツーユー系などです。公式には地域各社が販売・施工・アフターサービスを担い、グループ会社一覧では「ユニット住宅セキスイハイムの販売・設計・施工管理」と書かれています。個別の見積書を発行する法人と工事請負契約の当事者法人は、契約書の当事者名で確かめてください。会社データにある対応エリアは46都道府県で、沖縄県と一部離島は対象外、商品によっては北海道の扱いが変わるとされています。担当者の対応も展示場の運営も保証の細かい条件も地域会社ごとに差が出るので、どの法人と契約するのかを最初に確かめてください。

会社データ評価5段階中4.6
セキスイハイムの詳細を見る

共通しているところ、違うところ

両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

共通しているところ

  • 構造の種別どちらも 木造・鉄骨造

違うところ

「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。

  • 条件付きの最長保証
    大和ハウス
    60年
    セキスイハイム
    30年

項目ごとに並べて確認する

両社そろって公開されている項目だけを 8 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。

→ 横にスクロールするとセキスイハイムの列が見えます。項目名の列は左に残ります。

大和ハウスセキスイハイムの公開情報の比較表
項目大和ハウスセキスイハイム
坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません80〜150万円/坪外部ポータル参考値60〜180万円/坪SUUMO参考値 / 税込 / 別途工事費を含まない
対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください47都道府県展示場200以上46都道府県沖縄県・一部離島を除く / 商品により北海道条件あり
構造の種別木造・鉄骨造木造・鉄骨造
公開されている工法の表記鉄骨造 / 木造鉄骨/木質系ユニット
公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままです対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外(xevoM3は初期20年+10年延長の別プログラム) / 点検プログラムは2023年10月1日以降の戸建て契約が対象 / 初期保証の継続は所定の点検受診が条件最長30年 / 適用条件つき
条件付きの最長保証表示年数は、会社が示す条件を満たしたときに届く上限です。条件と対象部位は会社ごとに違うため、保証書で確認してください60年30年
主な商品ラインナップSMILE Edition・xevoΣ・xevoGranWoodELVIA・グランツーユーV・スマートパワーステーションプラス
情報の確認日2026年7月28日2026年7月28日

坪単価と価格の出し方

大和ハウスは80〜150万円/坪(外部ポータル参考値)、セキスイハイムは60〜180万円/坪(SUUMO参考値 / 税込 / 別途工事費を含まない)。税区分と価格基準がそろっていることを確認できないため、共通区間は算出していません。

付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

大和ハウスの価格の出し方

外部ポータル参考値の坪単価レンジ:80〜150万円

セキスイハイムの価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:60〜180万円

対応エリアの表記

大和ハウスは47都道府県(展示場200以上)、セキスイハイムは46都道府県(沖縄県・一部離島を除く / 商品により北海道条件あり)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

断熱・耐震・構造

値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの値、実測の平均、 制度の基準に合わせた値などがあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

構造の種別

大和ハウス
木造・鉄骨造
セキスイハイム
木造・鉄骨造

公開されている工法の表記

大和ハウス
鉄骨造 / 木造
セキスイハイム
鉄骨/木質系ユニット

保証とアフターサービス

大和ハウス

  • 対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年MARE(RC部)・skye3(狭小無足場工法)・xevoM3・木造一部商品は対象外(xevoM3は初期20年+10年延長の別プログラム) / 点検プログラムは2023年10月1日以降の戸建て契約が対象 / 初期保証の継続は所定の点検受診が条件対象商品の構造・防水は初期30年です。保証満了時の点検・診断に基づく有料メンテナンス工事で15年ずつ2回延長し、最長60年となります。
  • 定期点検 / 24時間サポート1ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・5年・10年・15年・25年・35年・45年の節目で定期点検を運用、20年以降は条件付き/有償点検等で延長します。24時間365日「お客さまサポートデスク」も運用しています。ここに出てくる延長の条件が、この枠に掛かるのか、同じ会社のほかの保証に掛かるのかは、 この枠の書き方だけでは切り分けられません。対象は保証書でご確認ください。

節目:0年 引渡し / 10年 設備保証10年 / 定期点検節目 / 30年 構造・防水 初期保証満了 / 延長判定 / 45年 有償メンテナンスで再延長 / 60年 構造保証延長上限

セキスイハイム

  • 最長30年 / 適用条件つき公式は「お引き渡しから最長30年間の長期保証」と案内しています。適用には引渡し後3回の定期点検と25年目までの5年ごとの定期診断を受け、適切な補修・メンテナンスを行うことが条件です。公式に「初期保証」という語はありません。磁器タイル外壁以外の外壁(下地および仕上材)の保証期間は10年です。
  • 60年長期サポート / 24時間窓口5年目から60年目まで5年ごとの無償定期診断を継続。24時間365日相談窓口を運用し、2031年からは100年・長期サポートシステムが本格提供される予定です。

節目:0年 引渡し / 〜2年 3回の定期点検 / 30年 条件を満たした場合の長期保証の上限 / 60年 60年長期サポート / 100年 100年サポート / 2031年提供予定

上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。

商品と設計の自由度

大和ハウス主な商品

  • SMILE Edition / スマイルエディション
  • xevoΣ / ジーヴォシグマ
  • xevoGranWood / ジーヴォグランウッド

セキスイハイム主な商品

  • ELVIA / エルビア
  • グランツーユーV / FR
  • スマートパワーステーションプラス

条件別に候補を残しやすいのはどちらか

総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。

  • 対応エリアの表記を確認したい

    大和ハウスは47都道府県(展示場200以上)、セキスイハイムは46都道府県(沖縄県・一部離島を除く / 商品により北海道条件あり)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

  • 予算の上限を先に決めている

    坪単価の目安は、大和ハウス 80〜150万円/坪、セキスイハイム 60〜180万円/坪 です。どちらも公式には金額を出していないため、目安の数字は参考値です。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

  • 引渡し後の保証を長く見たい

    公開されている保証の表記は、大和ハウス 対象商品の構造・防水 初期30年 / 有料メンテナンス工事による15年延長×2で最長60年、セキスイハイム 最長30年 / 適用条件つき です。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。

大和ハウスとセキスイハイムを比べるときの注意点

  • 耐震は、この2社を同じものさしで突き合わせられません。一方は、会社データに耐震等級の数値そのものが入っておらず、記号の「―」と「持続型耐震 / KyureK等」という自社技術の名称、それに「耐震等級の全商品標準値は公式横断で未特定」という注記があるだけです。こちらで公式サイトも確認しようとしましたが、2026年8月20日時点では本文を読み取れず、等級を数字で示しているかどうかまでは確かめられませんでした。もう一方は品確法に触れていますが、公式の耐震性能のページの書き方は「ハイムは標準仕様で最高等級の耐震性能をクリアすることが可能です」で、そこに「一部の特殊プランにおいては例外となることがあります。」という注記が付きます。新しい鉄骨2階建ての商品で説明されている「耐震基準の2倍相当」にも、「プランや一部採用メニュー等の条件によっては適合しない場合があります」「多雪エリア向け商品は対象外となります」という条件が付きます。「全棟で等級3を取得している」と読める書き方ではありませんし、片方に数値が無い以上、等級として並べる材料もそろいません。突き合わせられないのは公表の仕方が違うからで、性能の差でも、性能が確かめられていないという意味でもありません。

  • UA値の0.46と0.28は、同じ作り方の数字ではありません。0.46のほうは、会社データにSMILE Editionの5〜7地域について「UA値0.46以下」と書かれているもので、上限を示す言い方です。あるプランを計算した結果としてこの数字が示されているわけではありません。ただし、その数字がどこから来たのかまでは確かめられていません。大和ハウスの公式サイトは2026年8月20日と8月21日に試したどの経路でも本文が返らず、由来をたどれていないためです。0.46は、断熱等性能等級6が地域区分5〜7で求めるUA値と一致する数字でもありますが、それが由来だと確認できたわけではありません。対象の商品と地域を限った上限の記載として受け取り、会社全体の性能値としては読まないでください。もう片方の0.28は、公式商品ページのMODEL PLANという項目に、1階床面積132.94㎡・2階床面積115.41㎡・延床面積248.35㎡という1つのプランの断熱性能として載っている数字です。この0.28に「断熱等級6を全商品標準」という言い方を重ねないでください。公式でたどれる標準化の対象は、省エネ地域区分5〜7で展開する平屋・2階建ての戸建商品で、プランや採用メニューによる例外もあるとされています。なお会社データには、断熱技術のページのシミュレーション条件として0.44という別の数字も出てくると書かれています。上限として書かれた数字と、特定のプランの計算値を、小数点の大小で比べないでください。

  • 0.28という数字を、断熱等級7の数値として読まないでください。この商品の公式ページは「断熱等性能等級の最高水準、等級7にも対応可能な住まい」と書いていますが、発売時の公式ニュースリリースの注記は「寒冷地を除く省エネ地域区分5〜7地域が対象です。(主に仙台以南から鹿児島まで)プランや一部採用メニュー等の条件によっては断熱等級7に該当しない場合があります。」という限定を付けています。テクノロジーのページも「北海道から東北、中部の寒冷地域(省エネ基準地域区分2~4地域)では、断熱等級7には対応していません。」と書いています。そのうえで、同じ会社の公式ページに載っている対応表では、地域区分5〜7で等級7が求めるUA値は0.26で、0.28はそれより大きい数字です。さらに同じ商品について、公式ニュースリリースの光熱費の試算条件には「建築地:名古屋、延床面積:131.28㎡、UA値0.26」という別の数字も出てきます。同じ商品に公式の数字が複数あるので、自分のプランの値は書面で確かめてください。

  • 断熱等級も、この2社では並べ方がそろいません。一方の会社データには「6」という等級の値がありますが、単位として「対象商品 断熱等級6」、注記として「xevoM3 / 地域区分1-4等は対象外条件あり」が添えられていて、等級そのものに対象商品と地域の条件が付いています。もう一方の会社データには等級の項目が無く、代わりに「断熱等級6標準」という短い言い方が置かれています。この短い言い方を、全商品・全国の話として読まないでください。2026年8月20日に見た公式の気密・断熱性能のページは「セキスイハイムは国の目標を上回る「断熱等級6」を標準化」と書いたうえで、注記に「省エネ地域区分5~7地域で展開する平屋・2階建ての戸建全商品が対象です。プランや一部採用メニュー等の条件によっては、断熱等級6に適合しない場合があります。」と置いています。つまり、省エネ地域区分5〜7の平屋・2階建て戸建商品での標準化で、プランや採用メニューによる例外もあります。どちらの側も等級に地域と商品とプランの条件が付くので、等級の数字だけを取り出して比べる材料にはなりません。

  • 保証の年数は、そのままでは大小を比べられません。一方が示しているのは「初期30年 / 延長最長60年」で、会社データの説明では30年が起点、30年目・45年目の有償メンテナンス工事などにより15年単位で延び、最長60年になります。もう一方の「最長30年」は到達点です。こちらは延長して届く年数ではなく、はじめから最長30年として案内されている長期保証です。公式のアフターサポートのページは「お住まいの保証対象部位の不具合に対し、お引き渡しから最長30年間の長期保証をお約束します。」と書いたうえで、「30年保証制度の適用を受けるためには、お引渡し後3回の定期点検及び25年目迄の5年ごとの定期診断をお受け頂き、適切な補修・メンテナンスを行っていただくことが条件となります。」と続けています。この条件に「有償」という語はありません。同じページで有償とされているのは、専門的な診断の一部と、保証対象外のメンテナンス工事です。定期点検と定期診断そのものは無償だと書かれています。つまり「延長のために有償のメンテナンスが必要」という言い方があてはまるのは、初期30年から15年単位で延ばす側であって、最長30年の側にそのまま重ねることはできません。同じページには「保証の期間や内容は対象部位、商品、建築地により異なる場合があります。」「磁器タイル外壁以外の外壁(下地及び仕上材)の保証期間は10年間になります。」という但し書きもあります。無条件で付く初期の年数は、この2社ぶんとも確定した情報として扱える形では見当たりませんでした。保証が付かないという意味ではありません。

  • 坪単価としてよく見かける「80〜150万円/坪」と「60〜180万円/坪」を、会社が示した価格として読まないでください。会社データはそれぞれ「SUUMO / LIFULL HOME'Sの外部ポータル参考値。公式坪単価ではなく、ハイブランド寄りの価格帯が示されています。」、「SUUMOの参考価格レンジ。税込・別途工事費を含まない一般表記方針が明記された補助値で、公式採用値ではありません。」と、自分で参考値だと断っています。2026年8月20日に見た片方の公式の商品ラインアップのページにも、価格の記載はありませんでした。レンジの広さは選べる幅の広さではなく、集計の粗さでもあります。何坪のプランを基準にしたのかも、税込か税別かも、本体価格か総額かもばらばらなので、条件をそろえた見積りを2枚もらうところから始めてください。

  • どちらも木造と鉄骨造の両方を扱いますが、中身が同じという意味ではありません。一方の会社データの工法表記は「鉄骨造 / 木造」、もう一方は「鉄骨/木質系ユニット」で、後者は工場でつくった箱状のユニットを現場で組む工法です。公式の可変性能のページは、在来木造に比べて壁や梁が少ない構造なので大きな間取り変更に対応しやすいと説明する一方で、「プランによっては対応できない場合があります。」と注記しています。設計の自由度や平屋への対応も、この2社を同じ形では突き合わせられません。片方の会社データには自由設計と平屋・狭小住宅の値があり、もう片方の会社データには対応する項目が入っていないからです。ただしそれは扱っていないという意味ではなく、公式のラインアップには平屋の商品も木の平屋の商品も並んでいます。

両社へ確認したい質問

公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。

  1. この坪単価は本体価格と総額のどちらですか。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いを見積書の内訳で確認してください。

    なぜ聞くか:大和ハウス 80〜150万円/坪(外部ポータル参考値) と セキスイハイム 60〜180万円/坪(SUUMO参考値 / 税込 / 別途工事費を含まない) だけでは、付帯工事・諸費用・外構・税を含む総額が分からないから。

  2. 耐震等級は、住宅性能表示制度の評価書が出る形で確認できますか。検討中の商品とプランでは何級になり、それは標準仕様ですか、追加費用のかかる仕様ですか。

    なぜ聞くか:耐震を同じものさしで突き合わせられないからです。一方の会社データには等級の数値がなく、たどれるのは自社技術の名称だけで、公式サイトも2026年8月20日時点では本文を読み取れませんでした。もう一方は公式が「標準仕様で最高等級の耐震性能をクリアすることが可能です」と書き、そこへ「一部の特殊プランにおいては例外となることがあります。」という注記を添えていて、新商品の「耐震基準の2倍相当」にも多雪エリア向け商品は対象外という条件が付きます。自分の家の等級は書面でしか確かめられません。

  3. 検討している商品・プラン・建築地でのUA値はいくつになりますか。基準を満たすという説明ではなく、そのプランを計算した数値と断熱等性能等級を、書面で出してもらえますか。

    なぜ聞くか:0.46は、SMILE Editionの5〜7地域について「UA値0.46以下」と上限で書かれた数字で、何を計算した値なのかは公式本文が取得できず確かめられていません。0.28は延床面積248.35㎡のモデルプラン1つの値です。同じ商品について、公式のニュースリリースには建築地が名古屋・延床面積131.28㎡でUA値0.26という別の試算条件も載っています。断熱等級6の標準化も、公式でたどれる対象は省エネ地域区分5〜7の平屋・2階建て戸建商品で、プランや採用メニューによる例外があります。どの数字も、そのままでは自分の家の値になりません。

  4. 保証を上限まで維持するには、何年目にどんな点検・診断・補修が必要ですか。そのうち無償のものと有償のものを分けて示してもらえますか。有償のものは1回あたりいくらか、目安と、部位ごとの保証年数を書面でお願いします。

    なぜ聞くか:一方は初期30年から15年単位で最長60年まで延ばす運用、もう一方は、引渡し後の定期点検3回と、25年目までは5年おきの定期診断を欠かさず受けたうえで最長30年に届く運用です。同じ「30年」でも位置が違います。後者の公式は「保証の期間や内容は対象部位、商品、建築地により異なる場合があります。」とも書いていて、磁器タイル外壁以外の外壁は10年です。維持にかかる費用は、どちらについても見当たりませんでした。

  5. 契約書に社名が入るのはどの会社ですか。見積りの発行元、工事を請け負う法人、現場を施工する会社、引渡し後に点検へ来る窓口が別々なら、それぞれ教えてください。建築地が離島や積雪の多い市町村にあたる場合、選べる商品や仕様に制限は出ますか。

    なぜ聞くか:片方は会社名ではなくブランド名で、販売・設計・施工管理は地域ごとの会社が担当します。会社データにある対応エリアの「46都道府県」にも、沖縄県と一部離島が対象外で、商品によっては北海道の扱いが変わるという条件が付いています。新商品の公式リリースには、多雪エリア向け商品が耐震の訴求の対象外だと書かれています。

この2社以外とも比べる

比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。

出典と確認日

このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。

このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。

会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る