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家づくりの基礎知識

大和ハウスの坪単価はいくら?商品別の公表価格と費用の比べ方

大和ハウスの坪単価はいくら?商品別の公表価格と費用の比べ方

大和ハウスで家を建てたいけれど、坪単価は実際いくらなのか、希望の広さだと建物にいくらかかるのか、気になっていませんか。

この記事は、大和ハウスを候補に入れて予算の目安をつかみたい方や、展示場の見学や見積もりの前に建物の価格感を知りたい方のために書きました。

宅建士・FPの視点で、イエベースの会社ページに載る坪単価80〜150万円という参考幅と、大和ハウス工業が発売時などに公表した商品の価格をまとめました。

広さごとの本体価格に加えて、見積もりのうち本体とは別にかかる費用や、まだ決まっていない費用を見分ける表も用意しています。

この記事でわかること

  • 坪単価の目安に含まれる費用と、商品ごとに公表された価格
  • 30坪・35坪・40坪の試算と、その計算の前提
  • 総額の見積もりの比べ方と、住宅ローン・入居後の家計の考え方

金額の中身がわかれば、見積もりの読み方も変わってきます。希望の広さと予算を整理したい方は、無料のオンライン相談を使ってみてください。宅建士・FPと30分間、一緒に考えられます。

目次
  1. 大和ハウスの坪単価はいくらが目安?
  2. 大和ハウスの商品ごとの価格はどのくらい?
  3. 30坪・35坪・40坪では予算をどう試算する?
  4. 坪単価と総額は何が違う?見積もりの比べ方
  5. 宅建士・FPと考える住宅ローンと入居後の家計
  6. 大和ハウスの坪単価と費用のよくある質問
  7. まとめ

大和ハウスの坪単価はいくらが目安?

大和ハウスの坪単価は、80〜150万円/坪がひとつの目安です。イエベースの大和ハウスの会社ページで、外部の住宅情報サイトに載る参考値の幅として紹介しています。

大和ハウスが一律に決めた公式価格とは別ものです。実際の金額は、商品や仕様、地域の条件に合わせた見積もりで確認します。

建物にいくらかけるかを考える目安にして、土地の購入まで含めた予算とは分けておくとよいでしょう。

80〜150万円という目安に含まれる費用

坪単価は一般に、本体工事費を、建物の床の広さを表す延床面積の坪数で割った金額のことです。

大和ハウス工業の家づくりコラム「坪単価の計算で気を付けること」も、同じ説明をしています。付帯工事費や諸費用・その他費用は含まれないとしつつ、扱いはメーカーにより異なると添えています。

坪単価に含めるものがハウスメーカーや工務店によって違う点も、同じコラムが指摘するところです。坪単価が同じでも、照明や屋外の配管まで入った金額か、建物本体だけの金額かで、最後に払う額は変わります。

80〜150万円は建物にかかるお金の大まかな幅と考え、実際の判断は内訳のついた見積もりでするのが近道です。

資料によって価格の幅が違うときの読み方

大和ハウスの坪単価は、住宅情報サイト2つの2026年の掲載にも出ています。

資料坪単価の表示含まれる費用の記載
住宅情報サイト・2026年の掲載75〜150万円費用の範囲と税区分の記載なし
別の住宅情報サイト・2026年の掲載平均約116.1万円諸費用込み、税区分の記載なし

どの数字も、自分のプランの見積額とは別のものです。何を含む数字かを知っておけば、営業担当から聞いた坪単価がどの幅に近いのか、落ち着いて比べやすくなります。

会社ページの幅から始めて、商品の公式資料と見積もりで中身を絞り込んでいくのが、無理のない進め方です。

大和ハウスの商品ごとの価格はどのくらい?

公式サイトの商品ページに、商品ごとの坪単価がまとめて載っているわけではありません。GRAN SESSIONでは、試算プランをもとにした建物本体価格が公表されています。

公式資料に載る商品別の価格

主な商品と仕様について、資料の年と価格、税、条件を表にしました。

商品資料の年公表された価格税条件・別途の費用
GRAN SESSION/グラン セッション2026年発売時建物本体価格 約4,413万円税抜試算プラン160.00㎡・48.40坪
xevo M3/ジーヴォ・エムスリー2025年発売時128万円〜/坪税込建設地が1都3県の場合。軽量鉄骨造3階建て
xevoΣ PREMIUM SMILE Edition2024年発売時175万円〜/坪税込軽量鉄骨造1・2階建て。沖縄県を除く全国
PREMIUM GranWood SMILE Edition2024年発売時175万円〜/坪税込木造1・2階建て。沖縄県を除く全国
Wood Residence MARE-希-2021年発売時本体価格165万円〜/坪税込付帯工事費・諸費用等は別。東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県の混構造施工可能エリア
skye3/スカイエスリー2020年発売時本体工事価格89.9万円/坪税込試算プラン134.31㎡・40.62坪。設計料・諸費用等は別
Lifegenic/ライフジェニック2020年の事業報告本体価格1,978万円〜税込太陽光発電システムを含む。坪単価の表示なし
PREMIUM GranWood/プレミアムグランウッド2017年発表参考価格9,230万円税込神戸・芦屋の家。建物と外構の合計、延床面積152.50㎡
xevoΣ/ジーヴォシグマ・スタンダード仕様2014年発売時本体工事価格2,640万円台〜、67.7万円/坪〜税込発売時のスタンダード仕様
xevoΣ/ジーヴォシグマ・ハイグレード仕様2014年発売時本体工事価格2,890万円台〜、74.0万円/坪〜税込発売時のハイグレード仕様
xevoGranWood/ジーヴォグランウッド2013年発売時本体工事価格 3.3㎡当たり49.2万円〜税込太陽光発電システム3.04kW搭載
skye/スカイエ2015年発売時本体工事価格 3.3㎡当たり101.8万円〜税込付帯工事・諸費用の内訳は記載なし

xevo M3、SMILE Editionの対象2商品、Wood Residence MARE-希-、xevoΣの2つの仕様は、どれも坪単価が「〜」のついた下限の表示です。

xevoΣは2014年の発売時に、スタンダード仕様とハイグレード仕様に分けて価格が示されました。どちらも税込で、本体工事価格と坪単価の両方が載っています。

同じ商品に2つの表示があるので、見積もりと比べるときは、どちらの数字かを分けて読みます。スタンダード仕様は2,640万円台からで67.7万円/坪から、ハイグレード仕様は2,890万円台からで74.0万円/坪からです。

GRAN SESSIONとskye3は、特定の試算プランをもとに価格が出ています。GRAN SESSIONの場合、約4,413万円÷48.40坪で計算すると、約91.2万円です。

計算に使ったのは、税抜の建物本体価格と試算プランの坪数です。skye3の89.9万円も40.62坪の試算プランの価格で、すべてのプランの下限ではありません。

試算プランの面積は㎡でも示され、GRAN SESSIONが160.00㎡、skye3が134.31㎡です。価格が出たのは、GRAN SESSIONが2026年、skye3が2020年の発売時でした。skye3の価格は、設計料・諸費用等を別にした金額です。

xevoGranWoodとskyeの価格は、3.3㎡当たりの本体工事価格として発表されました。

LifegenicとPREMIUM GranWoodは、坪単価ではなく1棟の金額で示されています。Lifegenicの本体価格は1,978万円からですが、何坪の建物の金額なのかは書かれていません。

PREMIUM GranWoodの9,230万円は、「神戸・芦屋の家」の建物と外構を合わせた参考価格で、どのプランにも当てはまるわけではありません。事例の延床面積は152.50㎡で、2017年に税込の金額として発表されました。

発売時の価格を見積もりと比べるときの注意点

発売時の価格は、その年の仕様と条件で出た数字です。2013年から2021年の資料も含まれるので、いまも同じ金額で建てられるとは限りません。税の条件もそろっておらず、GRAN SESSIONは税抜、skye3は税込の価格です。

表には税込と税抜、坪単価と1棟の金額が混ざっています。年も仕様も、価格に含まれる費用も違う数字なので、表の中で高い安いを比べるのは避けたいところです。

気になる商品があれば、発売時の価格と税・地域・プランの条件を控えておき、見積もりの場でいまの価格と含まれる工事を聞いてみてください。表の数字と見積額の差がどこから来ているのか、見えてきます。

30坪・35坪・40坪では予算をどう試算する?

延床面積30坪なら2,400万〜4,500万円、35坪なら2,800万〜5,250万円、40坪なら3,200万〜6,000万円が本体価格の目安です。

坪単価80〜150万円に坪数をかけた金額で、土地代・付帯工事・諸費用は入っていません。総予算のうち、建物本体に回す分の目安にあたります。

坪単価80〜150万円を仮定した試算

表の計算は、80〜150万円をそのまま本体工事の坪単価とみなしたものです。

延床面積下限の計算上限の計算本体価格の目安
30坪参考幅の下限×30坪150万円×30坪2,400万〜4,500万円
35坪参考幅の下限×35坪150万円×35坪2,800万〜5,250万円
40坪参考幅の下限×40坪150万円×40坪3,200万〜6,000万円

同じ30坪でも、下限と上限では金額に大きな開きがあります。表の2,400万〜4,500万円は、80〜150万円に30坪をかけた試算の幅です。

35坪と40坪の行も、30坪と同じ式で出しています。下限の計算の列は坪単価の下限に、上限の計算の列は坪単価の上限に、それぞれの坪数をかけた金額です。本体価格の目安の列には、その2つを並べた幅を入れました。

式に使うのは坪単価と坪数だけで、土地代、付帯工事、諸費用はどの行にも含まれません。表の金額は、建物本体の分の目安です。

土地を持っている場合でも、付帯工事と諸費用が試算の外にあることは変わりません。総予算を考えるときは、土地の代金と付帯工事、諸費用を試算とは別に見込み、建物本体に回せる金額を先に決めておきます。

広さの違いも、そのまま予算に響きます。下限どうしで比べても、30坪は2,400万円、40坪は3,200万円です。本体に回せる予算が4,500万円なら、表にある30坪・35坪・40坪の試算と照らし合わせて考えます。

計算に使う坪数は延床面積です。図面の面積が㎡で書かれているときは、担当者に坪数も聞いておくと計算がずれません。

計算した金額と実際の見積もりが変わる理由

展示場で見積もりを受け取ると、計算した目安と金額が合わないことがあります。坪単価に含める費用の範囲が住宅会社ごとに違うのは、先に触れた大和ハウス工業のコラムにもあるとおりです。

希望の広さで出した目安と手元の見積もりの中身を照らし合わせたい方は、宅建士・FPに無料で相談できます。オンラインで30分、見積もりの内訳に抜けがないかも一緒に見ていきます。

坪単価と総額は何が違う?見積もりの比べ方

家を建てるのに必要なお金の総額は、坪単価から出した本体価格だけでは決まりません。まず建物の契約に含まれる費用を確かめ、別払いになる付帯工事や諸費用、その他のお金を足していきます。土地を買う場合は、その代金も予算に入れます。

本体価格とは別にかかる費用

付帯工事費は建物以外の工事費のことで、大和ハウス工業の諸費用についてのコラムでは、別途工事費と呼ばれることもあるとしています。見落としやすいのは、建物の費用にも本体工事費のほか、官公庁の手続き費用や設計料などが入ることです。

水道メーターや公共ますから家の中まで配管する屋外給排水工事、空調の設置、門柱やフェンス、庭の造園も、付帯工事に入ります。居室の照明器具も、通常は本体工事に含まれず付帯工事の扱いです。

設計料、照明、屋外給排水、外構、ローンの手数料は、どれも本体工事費とは別に考えるお金ですが、入る区分は同じではありません。

照明は通常、屋外給排水や外構と同じく付帯工事に入ります。設計料は、官公庁の手続き費用と並ぶ建物の費用の一部です。住宅ローンの事務取扱手数料は工事のお金ではなく、次に挙げる諸費用の一つです。

区分が違えば、見積もりで確かめるところも変わります。設計料は建物の費用に、照明や屋外給排水は付帯工事に入っているか、外構は見積もりの範囲内かを見ておきます。外構を住宅会社とは別に頼むなら、その分の予算は分けておくと安心です。

諸費用には、各種の税金や火災保険・地震保険の保険料、住宅ローンの事務取扱手数料、抵当権の登記を司法書士に頼むときの報酬などがあります。ローンの手続き費用は、金融機関によって必要なものが違います。

面積・仕様・税の条件をそろえる

比較の前に、坪単価の計算に使った面積と税の扱いをそろえます。標準で含まれる設備と追加料金がかかる設備も、分けて確認しておきたいところです。

比べる項目見積書で見るところ別途・未確定のときの扱い
金額の前提税込か税抜か、どの面積で割った坪単価か前提をそろえてから総額を比べる
本体工事標準仕様と追加仕様の線引き追加した仕様の金額を分けて書いてもらう
設計料・申請費建物の費用に入っているか別途なら金額と支払う時期を聞く
地盤補強・造成地盤調査の前の概算か、後の金額か未確定なら予備のお金を残しておく
給排水・空調・照明付帯工事として入っているか別途なら概算を出してもらう
外構・造園見積もりの範囲に入っているか別に頼むなら予算を分けておく

別途や未確定の項目が多いほど、契約後に金額が動く余地は大きくなりがちです。まだ決まっていない費用を予備のお金として別に取っておくと、家計の計画が崩れにくくなります。

たとえば地盤補強は、地盤調査をしてみないと必要かどうかが決まりません。調査が契約より後になるなら、見積書では概算か別途の扱いになりやすい費用です。

諸費用も、借りる金融機関や入る保険で金額が決まるため、住宅会社の見積書には概算で載ることがあります。

見積もりを比べるときは、金額のほかに、打ち合わせの進め方や引き渡し後の対応も見ておきたいところです。担当者の対応やアフターの評判も気になる方には、大和ハウスの評判・口コミをまとめた記事が参考になります。

土地がある場合と建て替えの場合に必要な費用

持っている土地に建てる場合も、地盤の補強や高低差に応じた工事が要るかどうかを確かめておきましょう。先に挙げた坪単価のコラムも、地盤が軟弱なら補強が必要で、いま家が建っているから大丈夫というわけでもないとしています。

建て替えでは、いまの家を解体する費用がかかります。仮住まいを借りるなら家賃のほか、取り決めによって敷金・礼金・共益費・住宅保険料・鍵交換代なども必要です。

引っ越しは新築なら1回ですが、建て替えでは旧居から仮住まい、仮住まいから新居への2回です。

家具やカーテン、カーテンレールの費用も、建物の工事費とは分けて予算を立てておきます。手元のお金から出すつもりで見込んでおくと、入居前に慌てずにすむはずです。

宅建士・FPと考える住宅ローンと入居後の家計

住宅ローンは借入可能額だけで決めず、いつ支払うか、住み始めてから何にお金を使うかも合わせて考えます。

契約の支払いと融資の時期を合わせる

宅建士の立場から私がまず勧めたいのは、見積書と工事請負契約書を並べて読むことです。契約に入る工事、まだ決まっていない費用、仕様を変えたときの扱い、支払いの時期が、両方で食い違っていないかを見ます。

追加の工事をいつまで受け付けるかも、書面に残しておきたい点です。口約束のままにせず、変更のたびに金額と支払いの時期を書いた書類を受け取っておきます。

家を建てる費用は、一度にではなく家づくりの段階に沿って払っていきます。住宅ローンが実行される時期は借入先や商品の条件で決まるので、それより前に払うお金のあては先に決めておきたいところです。

ローンの実行前の支払いに使われるのが、つなぎ融資です。住宅ローンが実行されるまでの間、一時的に借りる融資で、使う場合は契約時の印紙代、手数料、利息などがかかります。

支払いの流れと使うお金を整理すると、次のとおりです。

  • 契約から工事中:契約書で決めた時期に工事の代金を払う
  • 入居後:返済とあわせて、保険料や点検・修繕の費用を毎月の家計から用意する

毎月の返済と手元に残すお金を考える

いくらまで借りてよいのか、迷う方は多いものです。FPの立場では、借入額から決めるのではなく、手取りの収入から逆算する方法を勧めています。

手取りから生活費と将来の大きな支出を引いて、最初に決めるのは手元に残す預貯金です。そのうえで残った分を、毎月の返済と保険料、修繕の積み立てに割り振ります。

子どもの進学や車の買い替えの年を書き出しておくと、返済と大きな出費が重なる時期が見えてきます。

自己資金も、すべてを頭金に入れないほうが家計は回りやすいはずです。諸費用や引っ越し、家具の支払いと急な出費への備えは、手元に残しておきます。

手元に残す金額は、先に挙げた諸費用を当てはめながら決めていきます。保険料やローンの事務取扱手数料、司法書士への報酬は、手元のお金から払うつもりで見込んでおきたい費目です。

ローンの手続き費用は金融機関によって違うので、借りる先が決まったら残す金額も見直します。つなぎ融資を使うなら、印紙代や手数料、利息もこの中に含めておきたい費用です。

建て替えなら、仮住まいを借りる場合の費用と、2回分の引っ越し代も入れておきます。家具やカーテンの費用も、先に見たとおり工事費とは別に残しておきたいお金です。

契約から入居までの支払いと並べて、どの時期にどのお金が出ていくかを書き出しておくと、残す金額が決めやすくなります。

保証が続く間も修繕費に備える

xevoΣ PREMIUM SMILE EditionとPREMIUM GranWood SMILE Editionは、構造躯体と防水の初期保証が30年の商品です。60年まで保証を続ける仕組みとして、点検と診断、保証延長を組み合わせた制度があります。

ただし、30年以降は有料のメンテナンス工事を行うことが条件です。60年を過ぎても希望すれば点検を受けられますが、その点検は有償になります。最初の30年は、対象2商品の構造躯体と防水に初期保証がついています。

有料の工事にかかるお金は、保証書と工事ごとの見積もりで確認しておきたいところです。毎月の予算に修繕用の積み立ても入れておくと、備えやすくなります。

ほかの商品を選ぶ場合も、保証の年数と、延長に必要な点検や工事の条件を契約前に読んでおくと、比べる材料が増えます。

契約の支払い、毎月の返済、入居後の費用をひとつの計画にまとめたい方には、オンライン30分の無料相談がおすすめです。営業電話はなく、建物本体以外の費用も含めた総額と無理のない返済計画を、FPの視点で一緒に整理します。

大和ハウスの坪単価と費用のよくある質問

坪単価の数字は、割る面積や、価格が当てはまる地域によって意味が変わってきます。保証と修繕費の関係も、契約前に整理しておきたい点です。

Q

土地の広さで坪単価を計算してもよいですか?

A

いいえ、坪単価を出すときに割るのは、土地ではなく建物の延床面積です。国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査では、住宅の各階の床面積を合わせたものを延べ床面積としています。土地の広さを表す敷地面積は、住宅とその付属建物の敷地にあたる土地の面積で、別の数字です。敷地面積で割ると、同じ建物でも土地が広いほど坪単価が低く見えてしまいます。

Q

平屋と2階建ての基礎の面積は同じですか?

A

同じになるとは限りません。大和ハウス工業の坪単価のコラムでは、40坪の平屋と、1階20坪・2階20坪の2階建てを比べると、単純計算で平屋の基礎の面積は2倍になると説明しています。ここでいう2倍は、基礎の広さを比べた数字です。

Q

xevo M3の128万円/坪からは全国共通ですか?

A

いいえ、全国共通の価格ではありません。2025年の発売資料にある税込128万円/坪からという販売価格は、建設地が1都3県の場合の金額です。販売地域は沖縄県を除く全国ですが、省エネ地域区分の1〜3地域と8地域、多雪区域150㎝超は除かれています。売っている地域と、この価格が当てはまる地域は分けて考える必要があります。

Q

Lifegenicの本体価格から坪単価は分かりますか?

A

いいえ、本体価格だけでは坪単価はわかりません。大和ハウス工業の第82期中間事業ご報告に載る2020年の本体価格は、太陽光発電システム込みで税込1,978万円からです。ただ、その価格の建物が何坪なのかは、資料に示されていません。建設地などによって仕様や金額が異なる場合があることも、資料に添えられています。

Q

長期保証があれば修繕費はかかりませんか?

A

長期保証があっても、修繕費がかかる場合はあります。先に触れたSMILE Editionの対象2商品でも、60年までの長期保証は、30年以降に有料メンテナンス工事を実施することが条件です。60年以降の点検も有償とされています。対象の2商品には、構造躯体と防水に30年の初期保証が設けられています。

まとめ

大和ハウスの坪単価は、イエベースの会社ページに載る参考幅で80〜150万円/坪です。会社全体の参考値として使い、選んだプランの代金や家づくりに必要な予算とは区別しておきます。

本体工事の坪単価を80〜150万円と仮定した試算では、30坪で2,400万〜4,500万円、35坪で2,800万〜5,250万円、40坪で3,200万〜6,000万円です。土地の代金や付帯工事、諸費用は、この金額とは別にかかります。

商品ごとの価格は、発売年や税、地域、試算プランといった条件のついた数字です。見積書を比べるときは、すでに計上されている費用、別に払う費用、まだ金額が決まらない費用を分けて考えます。

土地を持っている場合も、地盤に工事が要るかどうかは確かめておきたい点です。建て替えなら、古い家を取り壊す費用や、仮住まいを借りる場合のお金も予算に入れます。

前述のSMILE Editionの2商品では、30年以降は有料の工事が条件のため、修繕の積み立てまで入れて家計を組むと見通しが立ちます。

希望の広さと手元の見積書を照らし合わせて、何にいくらかかるのか、どう返していくのかを整理するところから始めましょう。宅建士・FPの無料相談はオンラインで30分、営業電話はなく、特定の会社を勧めることもありません。

この記事を書いた人

井口 梓美株式会社AZWAY 代表取締役

  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャルプランナー

宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第0104708号

住宅会社の営業ではない第三者として、会社選び・土地・契約・資金計画の相談を受けています。記事は公式サイトと国土交通省の公開情報をもとに、宅建士・FPの視点で書いています。

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